研究室で英語力を向上させるための方法を大学院生が紹介します。

研究室で英語力を向上させるための方法を大学院生が紹介します。

こんにちは。理系大学院生の晴政と申します。

 

今回の記事では、

  • 研究室に所属している学生
  • 研究室に配属予定の学生

 

に向けて、

研究室で英語力を向上させる方法を紹介します。

 

 

なぜ研究室で英語力が必要なのか

 

英語の論文を読まないと研究が進まないからです。

 

理系に限らず、研究は、過去の発見の積み重ねにさらに上乗せする行為です。

そのため、論文 (過去の報告) を調べる必要があります。

 

理系の場合、NatureやScienceを初めてとした主要な論文は大抵、英語で書いてあります。

そのため、理系の場合、研究を進めるうえで、英語は必須になります。

 

どのようにして研究室で英語力を向上させるか?

 

では、具体的には、どのようにして英語力を鍛えていくか。

 

英語の力を構成するとされる

「リーディング」、「ライティング」、「リスニング」、「スピーキング」の4つに分けて説明していきます。

 

読む力 「リーディング」力はどう身に着けるか?

 

リーディング力を着けるには、論文をとにかく読むことです。

 

その中でも初めは、日本人などの非ネイティブの人が書いた論文が読みやすいです。

 

初めは、NatureやScienceなどのジャーナルの論文を読むのはおすすめしません

これらのジャーナルは、内容が難しいケースが多く、日本語でも理解するのに苦労することが多いからです。

 

はじめは、NatureやScienceの関連研究の論文を読むとよいです。(化学だと例えば、Bull. Chem. Soc. Jpn.など)

英語も平易ですし、内容も一概には言えませんが、Natureなどに比べると理解しやすいと思います。

 

また、読み方は、Abstract→Summary (Conclusion)→Figure and Table→Introduction→resultの順で論文を読むと理解がしやすいです。

 

論文をいくつも読んでいくと、最終的にこのような変化が出ます。

 

  1. 流し読みをし、大事な情報を拾うことができるようになります。→速読力
  2. 重要なところを精読し、情報を詳細に理解することができるようになります。→精読力

 

つまり、論文を読むことで、「速読力」と「精読力」が身に付きます

 

書く力 「ライティング力」はどう身に着けるか?

 

ライティング力をつけるには、研究発表資料を英語で作成することです。

 

英語で発表資料を作成するのは時間がかかるから、わざわざ、ライティング力向上のためだけにやりたくない

 

というかたもいると思います。

 

しかし、英語で発表資料を作成することはライティング力向上以外のメリットがあるのです。

そのメリットは

 

資料が見やすくなる。

 

ことです。

なぜ、資料が見やすくなるかというと、英語だと、日本語で作るときに比べて表現が端的にせざるを得ないからです。

 

資料は当たり前ですが、人に理解を促すためのツールとして存在します。

大抵の日本人は、英語の文章を理解するときにワンクッション置きます。

そのため、冗長な表現では、伝わりづらくなり、発表のテンポが悪くなります。

 

それを避けるために否が応でも、端的な表現にする必要があります。

 

発表スライドの基本原則として、

1 SLIDE, 1 MESSAGE.

という原則があります。

 

つまり、スライドは、本来ごちゃごちゃと情報を詰めるのではなく、端的に短いwordで表現すべきなのです。

 

英語で発表資料、つまりスライドを作成することで、一枚のスライドに情報が過密することを防げます。

 

まとめると、英語で発表資料を作ることで、英語の要約力や、端的なwordへの言いかえなどにより、語彙力が増えます。

 

聞く力 「リスニング力」はどう身に着けるか?

 

 

リスニング力をつけるには、英語の講演を聞くことです。

 

大学によっては回数や頻度は異なると思いますが、外国人の先生の招待講演を聞く機会があると思います。

招待講演に参加することで、リスニング力を鍛えることができます。

 

また、学会での英語による質問の仕方の型を学ぶこともできます。

 

外国人の先生の招待講演がないという人は自発的に英会話スクールに通うという手があります。

 

学生時代に英会話スクールに通うメリットは、リスニング力が向上することのほかに、

 

英会話スクールでの勉強の仕方を最適化できる

 

ことです。

 

最近、勤務後に英会話に通わせる企業が増えています。(基本的には残業は出る)

企業の金で通うということは当然、成果を上げないといけません。

 

学生時代に英会話に通い、英会話での勉強法を最適化できていれば、同期と差をつけることができますよね?

 

そのため、英会話に通うことはかなり有効だと考えています。

 

私は、M1のころ、英会話に通っていましたが、なかなかどのように学習すれば成果がでるかわからずにいました。

英会話は、座学の勉強とは違い、高校まででやってきた勉強法が通じないため、勉強法の最適化は必要だと実感しました。

 

まとめますと

 

  1. 外国人の講演を聞く
  2. 英会話に通う

ことで、「リスニング力」を鍛えることができます。

 

話す力 「スピーキング力」はどう身に着けるか?

 

スピーキング力をつけるには、留学生と話すことです。

 

留学生と話すときは、脳内で日本語から英語へ変換して話す必要があります。

 

この能力は、ライティング能力と似通っていますが、

実際にいざ話そうと思うと英語で話す際に、文章として成立させることの難しさに気づかされます。

 

また、海外の人は、発音に厳しいので、間違っていたら、その場で矯正してくれる方がおおいです。

 

身近に留学生がいないという方は、「リスニング」の項で紹介した英会話に通うことをおススメします。

 

まとめ

 

以上、今回の記事では、研究室で過ごすうえで、どのようにして、英語力を向上させるかについて紹介してきました。

 

英語は、この先、科学に携わる場合、確実に必要になります。

 

また、携わらない場合でもある程度必要になると思います。

世界的に移民を受け入れることがトレンドになっています。(移民による問題はあるが)

そのトレンドから、日本だけ逃れることはできないと思います。

 

つまり、英語ができるという優位性は、将来的にさらに高まることが予想されます。

 

英語学習に対する投資は、自己投資のなかでもかなり割にあうと思いますので、皆様もこの機会に英語学習を検討してみてはいかがでしょうか?

 

私も現在、英語は勉強中なので、一緒に勉強する仲間ができたらうれしいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。